特集 耳鼻咽喉科・頭頸部外科領域の手術手技トレーニング
大阪大学における遺体を用いた手術手技研修
佐藤 崇
1
Takashi Sato
1
1大阪大学大学院医学系研究科耳鼻咽喉科・頭頸部外科学教室
キーワード:
手術手技トレーニング
,
cadaver surgical training(CST)
,
Thiel法
,
医療安全
Keyword:
手術手技トレーニング
,
cadaver surgical training(CST)
,
Thiel法
,
医療安全
pp.288-290
発行日 2025年3月1日
Published Date 2025/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001501
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遺体を用いた手術手技研修の目的
医学の発展と医療の安全のためには,医師が臨床解剖を継続的に学び,最新の手術・検査技術に習熟し,新たな手術手技を研究開発できる環境が必要である。臨床解剖学的知識の習得と手術手技向上のため,ご遺体を用いた手術手技研修(cadaver surgical training:CST)を実施し,医師の手術修練のみならず,新規外科治療の検索や新たな手術器の開発につなげることを目的としている。
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