特集 伝音難聴の最新の診断と治療
【伝音難聴診断のための聴覚検査最前線】
純音聴力検査 -気骨導差を呈する病態-
鎌倉 武史
1
,
三代 康雄
1
Takefumi Kamakura
1
,
Yasuo Mishiro
1
1大阪市立総合医療センター耳鼻いんこう科・頭頸部外科
キーワード:
伝音難聴
,
純音聴力検査
,
気骨導差
,
stiffness curve
,
mass curve
Keyword:
伝音難聴
,
純音聴力検査
,
気骨導差
,
stiffness curve
,
mass curve
pp.13-16
発行日 2025年1月1日
Published Date 2025/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/ohns.0000001424
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はじめに
難聴を訴える患者に対して初診時に行う検査の1つが純音聴力検査である。おおまかには気骨導差の有無によって伝音難聴,感音難聴を判断し,画像検査など他の検査と組み合わせて治療計画を検討する。本稿では,純音聴力検査において気骨導差を生じる病態について解説する。
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