Japanese
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特集 腎尿路疾患に関連する感染症
総論
DPCデータベースからみた尿路感染症による入院治療の実態
Hospitalization for urinary tract infections in Japan using a national inpatient database
酒匂 赤人
1
SAKO Akahito
1
1国立健康危機管理研究機構国立国府台医療センター総合内科
キーワード:
UTI
,
腎盂腎炎
,
臨床疫学
,
診療報酬データベース
,
リアルワールドデータ
Keyword:
UTI
,
腎盂腎炎
,
臨床疫学
,
診療報酬データベース
,
リアルワールドデータ
pp.427-432
発行日 2026年4月24日
Published Date 2026/4/24
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000002393
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はじめに
急性腎盂腎炎などの尿路感染症(urinary tract infections:UTI)は,米国で入院を必要とする感染症としては,肺炎などの下気道感染症に次いで2番目に多い疾患で,10.3%を占めると報告されている1)。また医療経済的な負担も大きく,2000年の米国の急性腎盂腎炎関連の費用は21.4億ドルで,医療費などの直接費用が65%を占めると推計されている2)。研究対象にもよるが,院内死亡率も2~9%と報告されており3, 4),臨床上,きわめて重要な疾患である。しかし,患者背景,入院経過を含む大規模な臨床疫学研究は乏しい。本稿では,DPC(diagnosis procedure combination:診断群分類包括評価)データベースを用いた筆者らのリアルワールドデータ研究を紹介する5)。

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