Japanese
English
特集 補体と腎疾患:温故知新
腎疾患における補体と病態生理
全身性エリテマトーデス/抗リン脂質抗体症候群
Systemic lupus erythematosus/anti-phospholipid syndrome
庭野 智子
1
,
細矢 匡
1
,
保田 晋助
1
NIWANO Tomoko
1
,
HOSOYA Tadashi
1
,
YASUDA Shinsuke
1
1東京医科歯科大学医歯学総合研究科膠原病・リウマチ内科学
キーワード:
全身性エリテマトーデス(SLE)
,
抗リン脂質抗体症候群(APS)
,
劇症型APS(CAPS)
,
微小血管障害(TMA)
Keyword:
全身性エリテマトーデス(SLE)
,
抗リン脂質抗体症候群(APS)
,
劇症型APS(CAPS)
,
微小血管障害(TMA)
pp.70-74
発行日 2024年7月25日
Published Date 2024/7/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001395
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythematosus:SLE)は若年女性に好発し,腎病変をはじめとして,全身の臓器に多彩な病変を呈する自己免疫疾患である。その免疫複合体の組織への沈着とそれに引き続く補体の活性化は,臓器障害のメカニズムとして,最も重要な役割を果たしていると考えられている。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.