Japanese
English
特集 腎不全合併症に関する最近の進歩
慢性腎不全 骨粗鬆症と骨折
Chronic renal failure Osteoporosis and bone fracture
河嶋 英里
1
,
小岩 文彦
2
KAWASHIMA Eri
1
,
KOIWA Fumihiko
2
1昭和大学藤が丘リハビリテーション病院内科(腎臓)
2昭和大学藤が丘病院内科(腎臓)
キーワード:
CKD-MBD
,
骨密度
,
骨折リスク因子
,
骨粗鬆症治療薬
,
運動療法
Keyword:
CKD-MBD
,
骨密度
,
骨折リスク因子
,
骨粗鬆症治療薬
,
運動療法
pp.626-630
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000001314
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はじめに
慢性腎臓病では早期から骨・ミネラル代謝異常が生じ,徐々に骨密度が低下し続発性骨粗鬆症を呈する。加齢による原発性骨粗鬆症や糖尿病などの併発により骨の脆弱性は増大し,骨折リスクはさらに高くなる。骨折は生活の質(quality of life:QOL)や生命予後に大きな影響を及ぼす。透析患者における骨粗鬆症と骨折の現状と対策について解説する。
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