巻頭言
私がみた糖尿病性腎症診療20年の変遷
久米 真司
1
1滋賀医科大学糖尿病内分泌・腎臓内科
pp.481-482
発行日 2023年4月25日
Published Date 2023/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000672
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1999年,私の医師生活はスタートしました。当時は漠然と糖尿病や腎臓病といった慢性疾患を中心に診療する内科医になりたいと思い,滋賀医科大学 第3内科(現在の糖尿病内分泌・腎臓内科)に入局しました。その後は,教室の伝統の1つである糖尿病性腎症の診療や研究に携わる多くの機会をいただきました。今,この20年少々を振り返ってみますと,私が医師になった当時の2000年前後は,悪い意味でもよい意味でも糖尿病性腎症診療にとっての変革期であったように思います。
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