Japanese
English
特集 IgA腎症―最新の知見
【治療】
小児の治療
Treatments in children
中西 浩一
1
NAKANISHI Koichi
1
1琉球大学大学院医学研究科 育成医学(小児科)講座
キーワード:
ガイドライン
,
学校検尿
,
アンジオテンシン変換酵素阻害薬
,
多剤併用療法
,
移行期医療
Keyword:
ガイドライン
,
学校検尿
,
アンジオテンシン変換酵素阻害薬
,
多剤併用療法
,
移行期医療
pp.1063-1067
発行日 2022年6月25日
Published Date 2022/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/kd.0000000212
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はじめに
わが国の小児ではIgA腎症の大部分が学校検尿で無症候性血尿・蛋白尿として発見されるため,早期発見・治療が可能である。その状況を背景として,「小児IgA腎症治療研究会」は1990年から全国多施設による治療研究を実施し,その成果を世界に発信してきた。その結果を反映させて,日本小児腎臓病学会により『小児IgA腎症治療ガイドライン1.0版』が2007年に作成され,その改訂版である『小児IgA腎症診療ガイドライン2020』1)が上梓されている。
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