Japanese
English
特集 消化管内視鏡処置具の使い分け2025
[ESDで使用する処置具]
先端系ナイフ
Non-insulated-tip knife
法貴 真也
1
,
豊永 高史
1
,
吉崎 哲也
1
,
児玉 裕三
1
Shinya Hoki
1
,
Takashi Toyonaga
1
,
Tetsuya Yoshizaki
1
,
Yuzo Kodama
1
1神戸大学医学部附属病院消化器内科
キーワード:
内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)
,
FlushKnife
Keyword:
内視鏡的粘膜下層剝離術(ESD)
,
FlushKnife
pp.1147-1150
発行日 2025年9月25日
Published Date 2025/9/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000002215
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はじめに
ニードルナイフはわずかなテンションであらゆる方向に切れる反面,穿孔を起こさないように処置具の深度や方向性,通電のタイミングを精密に調節する必要がある。これらの問題点に対処すべく,さまざまな高周波ナイフが開発された。先端系,IT系(ナイフの一部が絶縁加工されている),ハサミ型の三つに大別される。本稿では先端系ナイフについて概説する。おのおのの高周波ナイフには適切な高周波装置の設定があり,成書を確認されたい1)。

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