Japanese
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特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅴ.大腸
[治療]
S状結腸軸捻転解除術の周術期はここに注意
Perioperative precautions for endoscopic/surgical treatment of sigmoid volvulus
水野 英彰
1
,
白山 才人
1
,
堀合 真市
1
,
橋本 佳和
2
,
阿部 展次
2
Hideaki MIZUNO
1
,
Saito SHIRAYAMA
1
,
Shinichi HORIAI
1
,
Yoshikazu HASHIMOTO
2
,
Nobutsugu ABE
2
1目白第二病院外科
2杏林大学医学部消化器・一般外科
キーワード:
S状結腸軸捻転症
,
内視鏡的結腸軸捻転解除術
,
外科手術
Keyword:
S状結腸軸捻転症
,
内視鏡的結腸軸捻転解除術
,
外科手術
pp.277-282
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001699
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Tips
● スコープ挿入時のコツは,捻転狭窄部からSDJまで反時計回りのねじり挿入である。
● 軸捻転解除時も,無理にスコープをねじってはならない。
● 外科的手術の適応や術式は,ケースバイケースで判断する。
● 内視鏡的解除が奏功しても厳重な患者観察と迅速な外科的手術の判断が必要である。
● 外科的手術では,術後回復力強化プログラム(ERAS)の実践が必須である。
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