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特集 消化管内視鏡治療のリスク克服に向けて
2.緊急内視鏡治療に潜むリスクとそのマネジメント(4)結腸軸捻転解除術
木下 淳
1
,
井口 幹崇
1
1和歌山県立医科大学内科学第二講座
キーワード:
結腸軸捻転
,
内視鏡的結腸軸捻転解除術
,
腸閉塞
Keyword:
結腸軸捻転
,
内視鏡的結腸軸捻転解除術
,
腸閉塞
pp.72-75
発行日 2022年12月20日
Published Date 2022/12/20
DOI https://doi.org/10.19020/CG.0000002483
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結腸軸捻転症は腸閉塞の原因の数%を占め,とくにS状結腸に多く発生する.患者背景としてはやや男性に多く,高齢者,やせ型,長期臥床者,パーキンソン病や脳性麻痺,脳梗塞などの神経疾患,統合失調症などの精神疾患の患者に多いとされる.捻転が早期に解除されなければ絞扼性イレウスとなり腸管壊死など致命的になりうるので,理解しておくべき病態である.内視鏡的結腸軸捻転解除術が第一選択となるが,腹部症状や検査所見,画像診断で壊死,穿孔,腹膜炎を疑う場合は内視鏡検査は禁忌である.内視鏡時は患者のバイタルサインや疼痛などの十分なモニタリング,透視下で行う.外科との連携などチーム医療体制が必要で,経験に基づいた愛護的な内視鏡操作を必要とする.

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