Japanese
English
特集 スキルアップ内視鏡診療
Ⅲ.胃・十二指腸
[観察・診断]
見落としの少ない十二指腸の観察法
How to observe the duodenum without overlooking superficial non-ampullar duodenal epithelial tumors
松井 崇矩
1
,
小塚 和博
1
,
小原 英幹
1
Takanori MATSUI
1
,
Kazuhiro KOZUKA
1
,
Hideki KOBARA
1
1香川大学医学部消化器・神経内科学
キーワード:
十二指腸
,
スクリーニング
,
SNADET
Keyword:
十二指腸
,
スクリーニング
,
SNADET
pp.133-137
発行日 2024年10月18日
Published Date 2024/10/18
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001669
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Tips
● SDAをめくるようにして下行部に挿入すると乳頭部が9〜11時方向に観察可能である。
● 主乳頭を通り過ぎた際にはスコープを押すとパラドキシカルな動きで観察可能である。
● ストレッチ操作後に主乳頭は11〜12時方向に変位する。
● 下行部乳頭対側は腫瘍好発部位のため,スコープ挿入時・引き抜き時の両方で観察する。
● SDA観察は抜去時の左回旋とダウンアングルを駆使してスコープを保持する。
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