Japanese
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特集 症例から学ぶ咽頭・食道ESD
咽頭表在癌のESD/ELPS
咽頭癌ESD/ELPSの病理結果がpSEP,脈管侵襲陽性だった
What should we do when the pathology revealed subepithelial and/or vessel invasion after ESD/ELPS for pharyngeal cancer?
飯塚 敏郎
1
,
野間 絵梨子
1
,
岡 靖紘
1
,
堀口 慎一郎
2
Toshiro Iizuka
1
,
Eriko Noma
1
,
Yasuhiro Oka
1
,
Shinichiro Horiguchi
2
1がん・感染症センター都立駒込病院消化器内科
2がん・感染症センター都立駒込病院病理部
キーワード:
咽頭癌
,
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
,
脈管侵襲
Keyword:
咽頭癌
,
内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)
,
脈管侵襲
pp.1157-1163
発行日 2024年8月25日
Published Date 2024/8/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001554
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はじめに
咽頭表在癌が発見できるようになり,また内視鏡的切除の技術の向上に伴い,咽頭表在癌の内視鏡治療適応症例が増加してきている。内視鏡治療手技としては,施設によりESDまたはendoscopic laryngo-pharyngeal surgery(ELPS)が選択されているのが現状である。ESDに関してはKamalら1)がメタ解析を行い,その安全性と有用性を報告している。ELPSに関しては,多数例での検討した報告は限られているが,Watanabeら2)が,実用的で有用性があることを報告している。
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