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連載 内視鏡ビッグデータとICTを活用する・第4回
ICTに関する内視鏡企業の取り組み―富士フイルム社―
Endoscopy company’s commitments to ICT-FUJIFILM
西田 大志
1
Daishi Nishida
1
1富士フイルム株式会社メディカルシステム事業部ITソリューション部
キーワード:
AI
,
IT
,
内視鏡
Keyword:
AI
,
IT
,
内視鏡
pp.919-924
発行日 2024年6月25日
Published Date 2024/6/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000001491
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はじめに
富士フイルムは,近年,メディカル,写真プリント・印刷・デジタルカメラなど,画像に関連する多くの領域で画像認識の技術開発を進めてきた。放射線画像分野ではCR/DR,PACS,3次元画像解析ワークステーションなどのシステムを開発し,内視鏡検査分野においては内視鏡スコープ/プロセッサ,内視鏡部門システム,対策型胃内視鏡検診サービスの技術開発・商品化を進めてきている。また放射線画像・内視鏡検査分野において,診断や検査に伴う周辺のワークフローを支援するAI技術の開発にも注力している。本稿では,富士フイルムが提供している内視鏡検査に関連するワークフローを支援するITシステムを概説するとともに,併せてAI技術を使った内視鏡のワークフロー支援機能についても紹介する。
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