Japanese
English
特集 胆膵EUSのトラブルシューティング
[診断的EUS/EUS-FNA 各論]
EUS-FNA
病変に針が刺さらない
Solutions when the needle does not penetrate the lesion
山宮 知
1
,
入澤 篤志
1
Akira Yamamiya
1
,
Atsushi Irisawa
1
1獨協医科大学医学部内科学(消化器)講座
キーワード:
EUS-FNA
,
穿刺困難例
,
穿刺針
Keyword:
EUS-FNA
,
穿刺困難例
,
穿刺針
pp.1941-1944
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000558
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はじめに
EUS-FNAは胆膵疾患のみならず,リンパ節,消化管粘膜腫瘍の病理学的診断に有効かつ低侵襲な検体採取法として広く普及している。近年では種々の穿刺針が使用可能となり,穿刺方法や使用機材の選択肢が拡大した。しかし,EUS-FNAにおいては,「病変に針がうまく刺さらない」という難易度が高い病変に遭遇することもある。本稿では,穿刺困難な病変に対するEUS-FNAにおける穿刺針の選択や手技の工夫について概説する。
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