Japanese
English
特集 超音波ガイド下の穿刺手技
EUSガイド下消化管穿刺
EUS-guided puncture for gut diseases
神津 照雄
1
,
菱川 悦男
1
,
鈴木 康夫
1
,
中尾 圭太郎
1
,
宮崎 信一
2
,
落合 武徳
2
Teruo KOZU
1
1千葉大学医学部光学医療診療部
2千葉大学医学部第2外科
キーワード:
EUSガイド下の穿刺術
,
穿刺針の工夫
,
穿刺針
Keyword:
EUSガイド下の穿刺術
,
穿刺針の工夫
,
穿刺針
pp.1571-1574
発行日 2000年12月20日
Published Date 2000/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407904328
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現在では目的病巣のEUSガイド下の穿刺吸引細胞診断は容易になったが,この領域に求められるのは治療の分野である.その分野としてはすでに,①膵仮性嚢胞の吸引,②難治性腹痛に対する腹腔神経叢へのブロックが確立されている.今後の展開として,③転移リンパ節に対する高周波ラジオ波によるablation,④体表超音波穿刺が普及したようにリンパ節に対する制癌剤を含めたエタノール局注など種々の薬剤の局注の展開が期待される.そのためには血管を避け,確実に目的病巣に穿刺できる技術習得が不可欠である.本稿では消化管疾患における機器の開発過程および実際の手技について解説した.
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