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特集 胆膵EUSのトラブルシューティング
[診断的EUS/EUS-FNA 各論]
EUS
胆膵IDUS:所見もオリエンテーションもわからない―胆膵領域における管腔内EUS法の基本と描出評価のコツ
Transpapillary intraductal ultrasonography: how to scan the ducts and evaluate the images
大野 栄三郎
1
,
川嶋 啓揮
1
Eizaburo Ohno
1
,
Hiroki Kawashima
1
1名古屋大学医学部附属病院消化器内科
キーワード:
管腔内EUS法
,
胆管壁肥厚
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影検査
Keyword:
管腔内EUS法
,
胆管壁肥厚
,
内視鏡的逆行性胆道膵管造影検査
pp.1932-1936
発行日 2022年12月25日
Published Date 2022/12/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000556
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はじめに
管腔内超音波検査法(intraductal ultrasonography:IDUS)は高周波細径超音波プローブを管腔内にて走査して精密断層画像を得る診断法である。IDUSはFurukawaらにより1991年に血管内走査用に開発された超音波プローブを膵管内に臨床応用し生体内における膵管内超音波像を得ることに成功したことが初めての報告である1)。以後,経皮経肝胆道ドレナージルートを用いた胆管内IDUSを経てERCPに引き続き実施可能な経内視鏡専用のプローブが開発され今日に至る2, 3)。
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