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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅱ. 平坦な病変
早期胃癌(0-Ⅱb, 同色調~黄色調, 分化型腺癌)
Early cancer (Type 0-Ⅱb, isocolor-yellowish: differentiated adenocarcinoma)
野田 啓人
1
,
貝瀬 満
1
Hiroto NODA
1
,
Mitsuru KAISE
1
1日本医科大学付属病院消化器肝臓内科
キーワード:
胃癌
,
分化型
,
NBI
Keyword:
胃癌
,
分化型
,
NBI
pp.164-165
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000401
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疾患の概要
胃癌取扱い規約第15版において0-Ⅱb(表面平坦型)は「正常粘膜にみられる凹凸を超えるほどの隆起・陥凹が認められないもの」と定義されている1)。0型(表在型)でもっとも多い肉眼型は0-Ⅱc(70〜80%)で,0-Ⅱbは稀である(0.4%)2)。0-Ⅱbの形態を呈する早期胃癌は,①未分化型腺癌・印環細胞癌,②横這型胃癌,③低異型度高分化型腺癌,④胃底腺型胃癌の4つに分類される3〜5)。
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