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特集 大腸鋸歯状病変のすべて
[各論 治療]
《Note》SSLは,コールド・スネア・ポリペクトミーでの分割切除が許容されるか
Is piecemeal cold snare polypectomy acceptable for SSL?
木本 義明
1
,
大圃 研
1
Yoshiaki KIMOTO
1
,
Ken OHATA
1
1NTT東日本関東病院消化管内科
キーワード:
コールド・スネア・ポリペクトミー
,
分割切除
,
sessile serrated lesion
Keyword:
コールド・スネア・ポリペクトミー
,
分割切除
,
sessile serrated lesion
pp.994-996
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000212
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はじめに
近年普及しているコールド・スネア・ポリペクトミー(cold snare polypectomy:CSP)は病変が10mm以上の場合は担癌病変の割合が上昇することから,CSPを行うことのコンセンサスは得られていない。一方sessile serrated lesion(SSL)は腺腫に比べ癌化が稀であり,さらにはcytological dysplasiaや癌の併存がないSSLに対してESDは保険適用となっていない。SSLに対しては一括・分割切除を含め切除方法に一定の見解はない状況である。
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