Japanese
English
特集 内視鏡データリファレンスブック2022
【臓器別】
胆道・膵臓
経口胆道・膵管鏡
Peroral cholangioscopy/pancreatoscopy
林 伸彦
1
,
安田 一朗
1
,
松野 潤
1
,
中村 佳史
1
,
井上 祐真
1
Nobuhiko HAYASHI
1
,
Ichiro YASUDA
1
,
Jun MATSUNO
1
,
Yoshifumi NAKAMURA
1
,
Yuma INOUE
1
1富山大学第三内科
キーワード:
SpyGlassTM DS
,
表層拡大進展
,
EHL
Keyword:
SpyGlassTM DS
,
表層拡大進展
,
EHL
pp.844-848
発行日 2022年4月25日
Published Date 2022/4/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000184
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
経口胆道鏡および膵管鏡は胆管内あるいは膵管内に内視鏡を挿入し観察する検査であり,診断のみならず治療にも用いられている。経口胆道鏡は親スコープの鉗子口から子スコープを出して胆管内に挿入する経口胆道鏡(peroral cholangioscopy:POCS)と,内視鏡を胆管内に直接挿入する経口直接胆道鏡(peroral direct cholangioscopy:PDCS)に大別される。一方,経口膵管鏡は親子式の経口膵管鏡(peroral pancreatoscopy:POPS)がおもであり,直接膵管鏡の報告はほとんどない。最近では内視鏡技術の進歩とともに画質,操作性が向上し,生検鉗子,電気水圧衝撃波結石破砕装置(electrohydraulic lithotripsy:EHL)やその他のデバイス開発により種々の状況に対応可能となりつつある。
© tokyo-igakusha.co.jp. All right reserved.