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特集 内視鏡的乳頭切除術まるわかり
[各論]
EP後に必要な処置―胆管ステント留置とEST―
Additional procedures after endoscopic papillectomy: Bile duct stenting and/or endoscopic sphincterotomy
杉森 一哉
1
,
土屋 洋省
1
,
遠藤 和樹
1
,
西村 正基
1
,
戸塚 雄一朗
1
,
三箇 克幸
2
,
佐藤 健
2
,
入江 邦泰
2
,
三輪 治生
1
,
金子 卓
1
,
前田 愼
2
Kazuya Sugimori
1
,
Hiromi Tsuchiya
1
,
Kazuki Endo
1
,
Masaki Nishimura
1
,
Yuichiro Tozuka
1
,
Katsuyuki Sanga
2
,
Takeshi Sato
2
,
Kuniyasu Irie
2
,
Haruo Miwa
1
,
Takashi Kaneko
1
,
Shin Maeda
2
1横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター
2横浜市立大学医学部消化器内科学
キーワード:
内視鏡的乳頭切除術
,
内視鏡的胆管ステント留置術
,
内視鏡的乳頭括約筋切開術
Keyword:
内視鏡的乳頭切除術
,
内視鏡的胆管ステント留置術
,
内視鏡的乳頭括約筋切開術
pp.70-74
発行日 2022年1月25日
Published Date 2022/1/25
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000013
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はじめに
内視鏡的乳頭切除術(endoscopic papillectomy:EP)は,十二指腸乳頭部腫瘍に対する切除法として広く行われつつある。外科的治療と比較すると格段に低侵襲であるが,リスクの高い内視鏡手技の一つであり,偶発症の予防が重要である。本邦からEPが初めて報告されて以来,もうすぐ40年になろうとしているが,いまだ手技の確立には至っておらず,本稿のテーマであるEP時における内視鏡的胆管ステント留置術(以下,胆管ステント留置)と内視鏡的乳頭括約筋切開術(endoscopic sphincterotomy:EST)の位置づけも明確ではない。
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