特集 新生児・小児蘇生法の不易流行-ガイドライン改訂を支える研究論文
改訂に影響を与えた日本からの発信論文と概説 新生児
細野 茂春
1
1自治医科大学附属さいたま医療センター 周産期科新生児部門
キーワード:
Epinephrine
,
学術論文
,
時間因子
,
診療ガイドライン
,
治療の差し控え
,
新生児蘇生法
Keyword:
Academic Dissertations as Topic
,
Epinephrine
,
Practice Guidelines as Topic
,
Time Factors
,
Withholding Treatment
pp.2055-2058
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022082233
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<Key Points>(1)CoSTR 2020での引用文献数は146編で日本人が筆頭の論文はわずか2編で「貢献度は低い」と言わざるをえない。(2)新生児蘇生領域とくに正期産を対象としたランダム化比較試験の実施は現状の臨床研究の倫理指針および実施体制では困難を伴う。(3)CQの解析には非ランダム化試験も対象とされるため、質の高いコホート研究を英語論文として公表する必要がある。
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