特集 新生児・小児蘇生法の不易流行-ガイドライン改訂を支える研究論文
新生児蘇生法 薬物療法と輸液路 早期アドレナリン投与の重要性、血管路確保
草川 功
1
1聖路加国際病院 小児科
キーワード:
Epinephrine
,
輸液療法
,
Sodium Bicarbonate
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
,
血管確保
,
新生児蘇生法
Keyword:
Epinephrine
,
Algorithms
,
Sodium Bicarbonate
,
Practice Guidelines as Topic
pp.2035-2037
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022082227
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<Key Points>(1)有効な人工呼吸・胸骨圧迫で改善しない場合は、アドレナリン投与は必要時には可能なかぎり早期に投与する。(2)アドレナリン投与は経臍静脈カテーテル投与がもっとも好ましい。(3)静脈路確保が困難なときは、大用量のアドレナリン気管内投与も考慮されるが、静脈確保を試みることを継続し、アドレナリン追加投与が必要な場合には経静脈投与をただちに行うべきである。
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