特集 新生児・小児蘇生法の不易流行-ガイドライン改訂を支える研究論文
新生児蘇生法の海外への普及活動
嶋岡 鋼
1
1国際医療福祉大学塩谷病院 小児科
キーワード:
国際協力
,
現職教育
,
カンボジア
,
タンザニア
,
新生児蘇生法
Keyword:
Cambodia
,
Inservice Training
,
International Cooperation
,
Tanzania
pp.2059-2062
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022082234
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Key Points>(1)新生児領域の保健指標の改善は途上国において喫緊の課題である。(2)世界の新生児死亡の25%は新生児仮死を含む分娩中の問題による。(3)新生児蘇生法のあり方は各国さまざまであり、当該国の保健行政と齟齬のないよう配慮する必要がある。また、現地のコンテクストに合致した講習を組み立てる必要がある。(4)新生児はその国の未来を担う命である。現地医療従事者には新生児の命を救うその行為の意味を伝えていく必要がある。
Copyright© 2021 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.