透析診療のリスク・セーフティマネジメント
事故対応 患者急変対応(救急処置)
伊丹 儀友
1
1日鋼記念病院 腎センター
キーワード:
救急処置
,
空気塞栓症
,
血液透析
,
抗凝固剤
,
ショック
,
心停止
,
腎不全-慢性
,
低血圧
,
不整脈
,
溶血
,
けいれん性発作
Keyword:
Anticoagulants
,
Arrhythmias, Cardiac
,
First Aid
,
Embolism, Air
,
Kidney Failure, Chronic
,
Heart Arrest
,
Hemolysis
,
Hypotension
,
Renal Dialysis
,
Seizures
,
Shock
pp.429-435
発行日 2014年4月10日
Published Date 2014/4/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014224445
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透析中の患者の急変は,透析機器の問題と患者の状態に分けられる.透析機器の異常は日常の注意深い保守点検,操作・準備を確実に施行することで少なくできる.患者の急変で一番多く認められるのは低血圧であるが,不整脈/突然死,痙攣などの重篤な合併症も頻度は低いがみられる.常に準備し対応できるようにしておくことが重要である.
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