特集 食物アレルギー-変わる常識と新たなクリニカルパール
診断・治療管理の実際 診断における注意点と血液検査・皮膚テストの活用法
松崎 寛司
1
,
本村 知華子
1国立病院機構福岡病院 小児科
キーワード:
Allergens
,
IgE
,
過敏症-食品性
,
皮膚テスト
,
Allergen Extract
Keyword:
Food Hypersensitivity
,
Immunoglobulin E
,
Skin Tests
,
Allergens
pp.894-899
発行日 2021年6月1日
Published Date 2021/6/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021247840
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<Key Points>(1)食物アレルギーの診断には、原因アレルゲンの「感作」の証明が必要である。(2)「感作」を証明する方法として、血中抗原特異的IgE抗体検査と皮膚プリックテストがあり、状況に応じた適切な使い分けが重要である。(3)血中抗原特異的IgE抗体検査では、アレルゲンコンポーネントを用いることで、より精度の高い診断が可能となってきている。
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