特集 実践-小児の輸液
各病態における輸液の考え方 循環器疾患 急性心不全
増谷 聡
1
1埼玉医科大学総合医療センター 小児科
キーワード:
心臓血管作用剤
,
心不全
,
輸液療法
Keyword:
Heart Failure
,
Cardiovascular Agents
pp.569-573
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021208450
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<Key Points>(1)急性心不全では、心不全の基礎疾患を把握する。(2)専門施設へ搬送・コンサルト、適切な呼吸サポートをする。(3)負荷を適切に管理する。前負荷の不足も過剰もよくない。(4)モニタリングを行い、効果判定をこまめに反復し、治療を調節する。(5)血行動態評価に基づいて、強心薬や血管拡張薬の使用・補助循環などの是非を判断する。
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