特集 研修医必携!心電図判読のコツ
心電図の見かた 運動負荷心電図・薬物負荷心電図・Head-up Tilt試験
大内 秀雄
1
1国立循環器病研究センター 小児循環器科・成人先天性心疾患科
キーワード:
運動負荷試験
,
心臓血管作用剤
,
心電図
,
心拍数
,
不整脈
,
基準値
,
心筋虚血
,
体位変換台テスト
,
最大酸素摂取量
,
禁忌(診断)
,
失神-神経調節性
Keyword:
Tilt-Table Test
,
Arrhythmias, Cardiac
,
Heart Rate
,
Reference Values
,
Cardiovascular Agents
,
Myocardial Ischemia
,
Electrocardiography
,
Exercise Test
pp.593-599
発行日 2020年5月1日
Published Date 2020/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00642.2020220693
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●運動、薬物負荷およびHead-up Tilt試験いずれもおのおのの試験に精通した医師の監視下で行う。●被験者には十分に検査内容を説明し了解を得たうえで行う。●運動負荷試験は不整脈、虚血および病態評価目的で行うが適用基準や中止基準に注意しながら行う。心肺指標は成長に伴い変化し、心拍応答異常など先天性心疾患術後では特異な病態があり解釈に注意が必要である。●薬物負荷試験では薬物投与時の操作時の誤投与に注意する。●小児でのHead-up Tilt試験は手技や診断法は基準化されていない。
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