特集 抗菌薬の「なぜ?」に答える
インバウンドにおいて注意を要する耐性菌を知ろう
荒木 かほる[福岡]
1
1沖縄県立中部病院 小児科
キーワード:
腸内細菌科感染症
,
Pseudomonas aeruginosa
,
院内感染
,
細菌感染症
,
感染予防管理
,
Enterococcus Infection
,
細菌多剤耐性
,
輸入感染症
,
バンコマイシン耐性腸球菌
,
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌
Keyword:
Drug Resistance, Multiple, Bacterial
,
Bacterial Infections
,
Carbapenem-Resistant Enterobacteriaceae
,
Cross Infection
,
Infection Control
,
Pseudomonas aeruginosa
,
Enterobacteriaceae Infections
,
Communicable Diseases, Imported
,
Vancomycin-Resistant Enterococci
pp.1380-1384
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021021144
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<Key Points>(1)インバウンドの増加とともに、日本では比較的まれな薬剤耐性菌の検出報告が増加している。(2)国際的に問題となっている薬剤耐性菌として、カルバペネム耐性腸内細菌科細菌(CRE)、多剤耐性緑膿菌(MDRP)、多剤耐性アシネトバクター(MDRA)、バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)などが挙げられる。(3)海外から持ち込まれた耐性菌の院内伝播を防ぐために、経路別感染予防策・入院時のスクリーニングなどが検討される。
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