特集 遺伝情報と遺伝カウンセリング
遺伝学的検査の実施と依頼にかかわる倫理的配慮
小杉 眞司
1
1京都大学 医学研究科医療倫理学・遺伝医療学
キーワード:
遺伝相談
,
倫理
,
診療ガイドライン
,
病院法制
,
遺伝学的検査
,
ハイスループットヌクレオチド配列分析
Keyword:
Ethics
,
Genetic Counseling
,
Genetic Testing
,
Practice Guidelines as Topic
,
Legislation, Hospital
,
High-Throughput Nucleotide Sequencing
pp.1018-1024
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020362514
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<Key Points>(1)次世代シーケンサーによる解析の力は、サンガー法の100万倍にもなり、遺伝学的検査についてのパラダイムシフトが起こっている。(2)遺伝カウンセリングに関する基礎知識・技能については、すべての医師が習得しておく必要がある。(3)網羅的遺伝学的検査における検査の本来の目的以外の所見を二次的所見といい、治療法・予防法のある疾患については開示が重要である。
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