特集 遺伝情報と遺伝カウンセリング
遺伝情報を小児科診療に役立てよう
黒澤 健司
1
,
熊木 達郎
1神奈川県立こども医療センター 遺伝科
キーワード:
細胞遺伝学的分析
,
遺伝学的検査
,
マイクロアレイ解析
,
ハイスループットヌクレオチド配列分析
Keyword:
Genetic Testing
,
Cytogenetic Analysis
,
Microarray Analysis
,
High-Throughput Nucleotide Sequencing
pp.1004-1009
発行日 2020年8月1日
Published Date 2020/8/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020362511
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<Key Points>(1)遺伝学的検査に関連したさまざまなガイドラインを必ず一読し、その基本ルールを理解する。(2)各種の遺伝学的検査の基本原理や適応を正しく知り、遺伝学的検査結果を正しく解釈する。(3)遺伝学的検査結果を適切に患者家族に説明し、得られた結果をより良い医療につなげる。(4)診断率向上のためには、遺伝学的検査結果と臨床症状の整合性を評価できる臨床能力が求められる。(5)未診断症例では、外来診療での定期フォローとデータの見直しの工夫が、診断率をさらに向上させるポイントとなる。
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