特集 「小児の鎮痛・鎮静」を実践するためのTIPS
小児における鎮痛・鎮静 鎮痛(疼痛コントロール)の実際 がん領域
森 尚子
1
1赤羽在宅クリニック 小児科
キーワード:
鎮痛剤
,
疼痛-難治性
,
癌性疼痛
,
疼痛管理
,
小児癌
Keyword:
Cancer Pain
,
Pain, Intractable
,
Analgesics
,
Pain Management
pp.913-918
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020346811
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<Key Points>(1)小児がんの痛みのコントロールは、化学療法と鎮痛薬の併用が有用な場合がある。(2)中心静脈カテーテルが留置されていることが多いこと、口腔粘膜炎の頻度が高いことから、鎮痛薬の最適な投与経路として経静脈内投与が用いられることも多い。(3)オピオイドが効きにくい痛みには、鎮痛補助薬の使用や、緩和的化学療法・放射線療法、硬膜外鎮痛法やくも膜下鎮痛法の適応について検討する。
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