特集 「小児の鎮痛・鎮静」を実践するためのTIPS
小児における鎮痛・鎮静 鎮痛(疼痛コントロール)の実際 新生児領域
山田 恭聖
1
1愛知医科大学病院 周産期母子医療センター
キーワード:
Sucrose
,
吸い込み行動
,
気管内挿管法
,
鎮痛剤
,
局所麻酔剤
,
カンガルーケア
,
ファシリテイティッド・タッキング
,
疼痛管理
Keyword:
Intubation, Intratracheal
,
Sucking Behavior
,
Sucrose
,
Analgesics
,
Anesthetics, Local
,
Kangaroo-Mother Care Method
,
Facilitated Tucking
,
Pain Management
pp.919-925
発行日 2020年7月1日
Published Date 2020/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020346812
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<Key Points>(1)新生児の痛み緩和の実践には、家族も含めた多職種協働が必須である。(2)新生児の処置に関連する痛み緩和には、非薬物療法の効果が多くの論文で認められている。(3)ショ糖の痛み緩和効果は多くの論文で認められているが、その長期的使用や頻回な使用に関する安全性が完全には確立されていない。(4)強い痛みが予測される場合、薬物的痛み緩和を検討する必要があるが、その副作用に十分配慮して非薬物療法と併用する必要がある。
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