特集 小児の気道感染症-症状からどこまで原因を探れるか?
検査の進め方 胸部単純X線写真はいつ撮影するのか
新庄 正宜
1
1慶應義塾大学 医学部小児科
キーワード:
医療保険
,
咳嗽
,
胸部X線診断
,
肺炎
,
放射線曝露
Keyword:
Cough
,
Radiation Exposure
,
Insurance, Health
,
Pneumonia
,
Radiography, Thoracic
pp.239-242
発行日 2019年2月1日
Published Date 2019/2/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019142793
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<Key Points>(1)小児の気道感染症をみたときに「胸部単純X線写真はいつ撮影するのか」は、総合的に判断する。(2)その判断材料は、検査の意義、医学的な必要性、医療保険、X線被曝、患者・家族の意見などである。(3)医学的にX線撮影が有用な場面は多々あるが、遷延する咳嗽、呼吸音の左右差のあるときはとくに必要である。
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