特集 血液病の外来診療
5.悪性リンパ腫
永井宏和
1
Hirokazu Nagai
1
1国立病院機構 名古屋医療センター 血液内科 医長
pp.479-484
発行日 2015年3月30日
Published Date 2015/3/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201504057
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悪性リンパ腫診療は外来が中心である。初期診療において患者の病状を把握するための種々の検査は,主に外来で施行される。また,化学療法においても,外来化学療法が基本となる。悪性リンパ腫は化学療法および放射線療法により治癒する可能性も高いため,長期にわたり外来での経過観察が行われる。外来診療を適切に行うことは,悪性リンパ腫の診療において極めて重要である。