特集 造血器腫瘍の予後と予後因子2015
7.ホジキンリンパ腫
永井宏和
1
Hirokazu Nagai
1
1国立病院機構 名古屋医療センター 血液・腫瘍研究部 部長
pp.833-841
発行日 2015年5月30日
Published Date 2015/5/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201506079
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ホジキンリンパ腫では,臨床症状などに基づき治療前に評価すべき臨床的予後因子が確立しており,限局期症例での予後良好群と予後不良群の評価は治療方針を決定する上で重要である。また,治療中間PET(interim PET)は治療反応性に基づいた治療関連予後因子となることが明らかになってきており,interim PET結果により治療法を層別する臨床試験が多く進行している。