特集 アレルギー疾患の将来展望 ~発症率の推移から望ましい治療薬の今後など~
序~アレルギー医療も疫学調査からその必要性が見えてくる~
赤澤
1
Akira Akasawa
1
1東京都立小児総合医療センターアレルギー科部長
pp.1245-1247
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.20837/32018101245
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国民の2人に1人は何らかのアレルギー疾患があるという。その裏づけとしても正確な疫学調査に基づいた医療政策を進める必要がある。やっと始まった経年的な疫学調査を継続していくことで,これまでの医療を振り返り,この先どのような医療を行っていくのかを考え,新規薬剤の適応,患者教育の重要性などを考えてみたい。