特集 最近の大気汚染とアレルギー疾患
III.室内環境とアレルギー 1.室内アレルゲン -とくにダニとペット-
西岡謙二
1
Kenji Nishioka
1
1国立病院機構相模原病院臨床研究センター特別研究員
pp.1528-1534
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.20837/3201410074
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室内環境とアレルギーの関係の中で,ダニアレルゲンと喘息の関係が最も重要である。また,近年のペットブームによりネコと喘息の関係も重要な課題となっている。室内環境アレルゲンの曝露状況はその国や地域,個々の家庭によって異なり,アレルゲン曝露量が測定され客観的に評価されることが理想である。アレルゲン回避策の効率的な方法が確立されることが望まれる。ダニアレルゲン対策の第一歩は「寝具から」である。