特集 多様化する環境問題に挑む—ポストコロナ,気候変動,電磁環境,海洋MP汚染など
室内環境の変化に伴う生物アレルゲン問題と対策の考え方
川上 裕司
1,2,3
1株式会社エフシージー総合研究所
2株式会社エフシージー総合研究所暮らしの科学部
3東京家政大学大学院人間生活学総合研究科
キーワード:
室内環境
,
生物アレルゲン
,
コナヒョウヒダニ
,
チャタテムシ
,
カビ
,
総合的有害生物管理
Keyword:
室内環境
,
生物アレルゲン
,
コナヒョウヒダニ
,
チャタテムシ
,
カビ
,
総合的有害生物管理
pp.316-324
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401209622
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【ポイント】
◆「ダニ・カビ・ハウスダスト」が室内生物アレルゲンとして重視されていることは,一般にも知られるようになった.
◆コナヒョウヒダニは最近の住宅の優占種になっている.
◆アレルギー症状の重症化の要因として,室内の乾燥化による鼻や咽喉の乾燥,Der f 1, Lip b 1,耐乾性カビへの同時感作が懸念される.
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