Japanese
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特集 次世代シーケンサーが可能にした感染学の新しい展開
1.基礎編 1)次世代シーケンシングの原理
Principles of next-generation DNA sequencing
豊田敦
1
Toyoda Atsushi
1
1国立遺伝学研究所生命情報研究センター比較ゲノム解析研究室 特任教授
キーワード:
1分子ロングリードシーケンシング
,
Microfluidic Devices
,
Genome Mapping System
,
シングルセル解析
,
一塩基合成テクノロジー
Keyword:
1分子ロングリードシーケンシング
,
Microfluidic Devices
,
Genome Mapping System
,
シングルセル解析
,
一塩基合成テクノロジー
pp.28-36
発行日 2017年6月25日
Published Date 2017/6/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201707028
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ここ10年間における次世代型シーケンサーの目覚ましい発展により,これまでにないスピードとプロジェクトの規模でゲノム解析が可能となっている。また,解読長や精度,処理能力も年々向上するとともに,周辺機器や解析プログラムの開発,低コスト化なども精力的に進められており,生命科学のさまざまな分野において急速に普及が拡大している。今後,さらに革新的な技術の登場や,医療,生命現象の解明につながることが期待される。本稿では,現時点での代表的な機種について,各機種の原理や構造上の特徴を比較しながら,その解析技術について解説した。