特集扉
改めて考えるレンサ球菌感染症
pp.21-21
発行日 2017年5月25日
Published Date 2017/5/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201706021
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特 集 改めて考えるレンサ球菌感染症 肺炎球菌やA群・B群溶血性レンサ球菌などのレンサ球菌はヒトの感染症の重要な原因菌であり,菌血症・敗血症や細菌性髄膜炎などの侵襲性感染症を起こす場合も多く,また原因となる感染症においては,多彩な症状,病態を呈することが知られている。また近年は,ワクチンの導入による疫学の変化や耐性菌の出現が問題となっており,レンサ球菌感染症を取り巻く背景にも変化がみられている。 本特集では,レンサ球菌感染症の細菌学・疫学・診断・治療・予防に関する最新の情報と今日的問題点について,基礎・臨床の立場からご専門の先生方に解説していただいた。レンサ球菌感染症のこれからを考える上で,読者の皆様の一助となれば幸いである。 序 -現代の感染症とレンサ球菌- 1.侵襲性レンサ球菌感染症の特徴と今日的問題点 2.レンサ球菌の病原因子 3.レンサ球菌の薬剤耐性機構 4.A群溶血性レンサ球菌感染症 1)基礎2)臨床 5.B群溶血性レンサ球菌感染症 1)基礎2)臨床 6.C群・G群溶血性レンサ球菌感染症 1)基礎2)臨床 7.肺炎球菌感染症 1)基礎2)臨床 8.口腔内レンサ球菌感染症 1)基礎2)臨床