連載 エイズに見られる感染症と悪性腫瘍(13)
単純ヘルペスウイルス感染症
矢崎博久
1
Yazaki Hirohisa
1
1独立行政法人国立国際医療研究センター エイズ治療研究開発センター
pp.4-9
発行日 2014年10月25日
Published Date 2014/10/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201411004
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単純ヘルペスウイルスはヒト-ヒト間での接触・飛沫感染により口唇や性器に粘膜病変を発症し,ときに長期間の潜伏感染を経て回帰感染を発症する。HIV感染者では免疫不全の進行により長期化・重篤化する可能性があるため,患者背景の把握と早期の適切な治療が必要である。