Japanese
English
特集 感染症研究国際ネットワーク研究の現状
9.インドネシア共和国拠点~神戸大学-インドネシア新興・再興感染症国際共同研究拠点~
Kobe-Indonesia Collaborative Research Center for Emerging and Re-emerging Infectious Diseases(CRC-ERID)
内海孝子
1
,
林祥剛
2
,
堀田博
3
Utsumi Takako
1
,
Hayashi Yoshitake
2
,
Hotta Hak
3
1J-GRID インドネシア拠点長/神戸大学大学院医学研究科附属感染症センター 特命助教
2J-GRID 拠点長/神戸大学大学院医学研究科附属感染症センター 教授
3J-GRID 実施委員/神戸大学大学院医学研究科附属感染症センター 教授
キーワード:
神戸大学
,
アイルランガ大学
,
インドネシア
,
感染症国際共同研究
,
人材育成
Keyword:
神戸大学
,
アイルランガ大学
,
インドネシア
,
感染症国際共同研究
,
人材育成
pp.97-108
発行日 2014年5月25日
Published Date 2014/5/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201406097
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
神戸大学とインドネシアの医学共同研究の歴史は半世紀に及ぶ。その歴史を通じて形成された相互の信頼関係と共同研究体制を軸に「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム(J-GRID)」がはじまり,5つの研究課題(インフルエンザ,ウイルス肝炎,デング熱,HIV/AIDS,感染性下痢症)で共同研究を実施している。また,J-GRIDを基盤にして,JST(科学技術振興機構)とJICA(国際協力機構)による「地球規模課題対応国際科学技術協力事業(SATREPS)」および文部科学省「大学の世界展開力強化事業」等も活用して,さらなる共同研究の展開と研究環境の整備,ならびに若手研究者・学生の人材育成・協働教育が行われている。このようなJ-GRID活動をとおして,多数の学術論文の公表やインドネシア政府に対する提言,優秀な人材の輩出等,有意義な成果が上げられている。