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特集 感染症研究国際ネットワーク研究の現状
5.ベトナム-国立国際医療研究センター拠点
Vietnam-National Center for Global Health and Medicine
岡慎一
1
,
大曲貴夫
2
,
慶長直人
3
Oka Shinichi
1
,
Omagari Norio
2
,
Keicho Naoto
3
1国立国際医療研究センター エイズ治療・研究開発センター長
2国立国際医療研究センター 国際感染症センター長
3国立国際医療研究センター 結核予防会結核研究所 部長
キーワード:
Hanoi
,
HIV
,
TB
,
Drug resistance
,
Infection control
Keyword:
Hanoi
,
HIV
,
TB
,
Drug resistance
,
Infection control
pp.60-67
発行日 2014年5月25日
Published Date 2014/5/25
DOI https://doi.org/10.20837/2201406060
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国立国際医療研究センターはJ-GRID(感染症研究国際ネットワーク推進プログラム)に参加し,ベトナム・ハノイ市の国立バクマイ病院(BMH)内にNCGM-BMH(国立国際医療研究センター-バクマイ病院)Medical Collaboration Center(MCC)を設置し,エイズ,結核および医療関連感染症,および抗菌薬剤耐性菌に関する研究を行っている。J-GRIDとしての活動は二期目最終年度に入っているが,現在の研究の中心テーマは,エイズでは「体格の小さなアジア人におけるWHO治療ガイドラインの安全性の検証」,結核では「ベトナムにおける結核症の宿主因子および病原体側の特徴から見た病態解明と結核菌北京型株の蔓延と多剤耐性にかかわる研究」,医療関連感染症では「多剤耐性グラム陰性桿菌に関する調査,医療関連血流感染症の疫学および早期診断治療に関する研究」を行っている。