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日本薬学会第134年会 大会テーマ「薬を創り,薬を育み,命を衛る」
pp.1310-1319
発行日 2014年5月1日
Published Date 2014/5/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201405026
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日本薬学会第134年会が3月27~ 30日,熊本市内のホテル日航熊本ほかを会場に開催された。大会テーマは「薬を創り,薬を育み,命を衛る」,組織委員長は熊本大学大学院生命科学研究部生体機能分子合成学分野先端生命医療科学部門分子機能薬学講座教授・大塚雅巳氏。日本薬学会は,“薬”を総合的に科学する唯一の学術団体として,優れた医薬品の創薬・育薬を通じ,わが国の医療に貢献している。2006年に導入された6年制薬学教育も一巡した今,薬を通して命を守るため,創薬と育薬,基礎薬学と臨床薬学のバランスの良い発展が望まれており,本学会への期待も大きい。年会では,「特別シンポジウム:革新的医薬品の創出・実用化に向けて~日本版NIHへの期待~」や「一般シンポジウム:病院(点)から地域(面)へ拡がる医療における薬学・薬剤師のあり方」が開催され,基礎と臨床の両面から,今後の日本薬学のあり方が議論された。(※ NIH:国立衛生研究所〔米国〕)。