連載 薬剤師による処方設計〈14〉
循環器疾患患者に対する薬学的介入と処方設計支援
小松敏彰
1
,
矢後和夫
2
1北里大学病院薬剤部
2北里大学病院薬剤部 薬剤部長
pp.1143-1147
発行日 2013年4月1日
Published Date 2013/4/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201304143
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循環器疾患の患者は複数の医薬品を使用していることが多く,薬物相互作用の確認や患者の病態に合わせた薬物投与設計などが,薬剤師の役割として重要になってくる。本稿では,北里大学病院の循環器疾患の患者へのジゴキシン,ベンジルペニシリンカリウムの薬物血中濃度測定を通して,薬物相互作用と個別化投与設計の重要性を再認識することのできた症例を紹介する。