連載 実務実習をより良くするために6 長期実務実習生の効率的な受け入れ体制とその工夫
連載 実務実習をより良くするために6 長期実務実習生の効率的な受け入れ体制とその工夫
百賢二
1
,
幸田幸直
2
1筑波大学附属病院薬剤部 病院講師
2筑波大学附属病院薬剤部 薬剤部長
pp.720-725
発行日 2013年2月1日
Published Date 2013/2/1
DOI https://doi.org/10.20837/1201302140
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筑波大学附属病院薬剤部では,複数の薬科大学・薬学部から実務実習生を受け入れてい る。そのため,大学ごとに異なる書類の作成方法や,評価ツールへの理解の負担が大きい。実習初年度の2010年度は,薬剤部在籍の認定実務実習指導薬剤師2名の指揮の下,日本 病院薬剤師会認定指導薬剤師7名が実習生を1~2名ずつ受け持ち,実習生の評価や各種 書類の作成等を行った。しかし,複数の指導薬剤師が個々に情報を把握していたことから,その一元化が難しかった。そこで2011年度より,薬剤部に教育担当の教員を1名雇用し,実習に関連した業務を統括するようにした。