特集 CKD-MBDガイドラインを再考する─KDIGOガイドライン改訂を受けて
1.CKD-MBDガイドライン作成に携わって
深川 雅史
1
1東海大学医学部腎内分泌代謝内科
キーワード:
ガイドライン
,
慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常
,
エビデンス
Keyword:
ガイドライン
,
慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常
,
エビデンス
pp.179-182
発行日 2018年7月1日
Published Date 2018/7/1
DOI https://doi.org/10.19020/KB.0000000132
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ガイドラインとは,診療上の重要度の高い医療行為について,益と害のバランスなどを考慮して,患者と医療者の意思決定を支援するために最適と考えられる推奨を提示する文書である.これには,エビデンスのシステマティックレビューとその評価が必要とされるが,CKD 患者に関しては良質のエビデンスが乏しく,真のエビデンスに基づいたガイドラインを作成するには,いくつかのステップが必要であった.ここでは,日本とKDIGO のCKD-MBD 診療ガイドライン作成過程を振り返り,将来のガイドラインはどうあるべきかを考えたい.
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