Cold polypectomyの是非を問う
国際的にみるCold polypectomyの現況と私見
竹内 洋司
1
,
松浦 倫子
,
赤坂 智史
,
鼻岡 昇
,
東野 晃治
,
上堂 文也
,
石原 立
,
飯石 浩康
1大阪府立成人病センター 消化管内科
キーワード:
大腸内視鏡法
,
大腸ポリープ
,
内視鏡的粘膜切除術
Keyword:
Endoscopic Mucosal Resection
,
Colonic Polyps
,
Colonoscopy
pp.485-489
発行日 2016年9月20日
Published Date 2016/9/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2017027171
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本邦で急速な普及をみせるCold polypectomyであるが,古くは1980年代から実施されている.しかしながら,欧米でも限られた人の選択肢の一つとして取り入れられていた程度であり,広く普及してきたのはここ数年いくつもの臨床試験の結果が出てきてからのようである.遺残に関する懸念は依然残るものの今後も重要な治療法の一つになる可能性があり,引き続きエビデンスが積み重ねられていくことが期待される.
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