小腸の炎症
その他の炎症性疾患 IgA血管炎
細江 直樹
1
,
長沼 誠
,
柏木 和弘
,
久松 理一
,
金井 隆典
,
緒方 晴彦
1慶応義塾大学 医学部内視鏡センター
キーワード:
紫斑病-Schoenlein-Henoch
,
十二指腸鏡法
,
カプセル内視鏡法
,
小腸内視鏡法
,
腹部CT
Keyword:
Duodenoscopy
,
Purpura, Schoenlein-Henoch
,
Capsule Endoscopy
pp.191-194
発行日 2015年3月20日
Published Date 2015/3/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015186578
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血管炎の国際的なコンセンサス会議(Chapel Hill Consensus Conference;CHCC)において,以前までHenoch-SchOnlein紫斑病と呼ばれていた病名は,IgA vasculitis(日本語訳:IgA血管炎)と名称が変更された.IgA血管炎の消化管病変は,浮腫,発赤(発赤斑),びらん,潰瘍があり,十二指腸病変の頻度が高く,カプセル内視鏡でも同様な所見が小腸に認められる.
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