超高齢化社会に向けた大腸内視鏡検査
逐年の大腸内視鏡検査からみた超高齢者大腸の特徴
徳竹 康二郎
1
,
山野 泰穂
1長野赤十字病院 消化器内科
キーワード:
胃疾患
,
大腸内視鏡法
,
時間
,
性因子
,
胆嚢疾患
,
盲腸
,
後向き研究
,
年齢因子
,
80歳以上高齢者
,
BMI
,
虫垂疾患
Keyword:
Age Factors
,
Aged, 80 and over
,
Cecum
,
Colonoscopy
,
Gallbladder Diseases
,
Retrospective Studies
,
Stomach Diseases
,
Sex Factors
,
Time
,
Body Mass Index
pp.17-24
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.19020/J05332.2015152796
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秋田赤十字病院消化器病センターでの大腸内視鏡検査を対象として後ろ向きの検討を行い,挿入時間に影響する因子を分析した.年齢と性差の検討では14,180件を対象とし,各年代で女性は男性よりも挿入時間が長かった.また男性では高齢者ほど挿入時間が長かった.手術歴の検討では男性において挿入時間の延長が認められた.BMIの検討では1,801件を対象とし,男女ともBMIの低い群で挿入時間が長かった.
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